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流動性の高い通貨ペアとは
「流動性の高い通貨は???」
Wikipediaには『一般にモノが流れ動く容易さを表す概念。』で、経済学上の流動性とは、『交易上の商品などの資産が、いかに容易に交換できるかを示す性質を言う。貨幣経済が主流となった今日では、貨幣そのものをさす場合もある。』とあります。
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金融商品においては換金のしやすさ、すなわち売却しやすさを元々は言っていました。近年はショート・ポジションから入ることも容易になっていますので、ショートの人から見れば買い戻しやすさが流動性ということになります。つまり、売買しやすい商品=売買高の大きい商品が流動性の高い商品ということになります。
為替市場における売買のしやすさは何を基準に図ると良いのでしょうか?為替市場においても売買高の多寡で測るのが最も合理的だと思います。では、どの通貨がどの位取引されているのでしょうか?ちょっと調べてみましょう。
まず国際金融市場における流動性から。
国際決済銀行(Bank for International Settlement, BIS)は2007年4月のサーベイで、通貨毎にまとめたSpot売買高や、主要通貨の対USDや対EURでのSpot売買高の数字を発表しています。
通貨の中で最も流動性が高いのはやはりUSDで、以下EUR、JPY、GBP、CHF、AUDと
続きます。また実際に取引される通貨ペアで見た場合にはEUR/USD、JPY/USD、GBP/USD、CHF/USD、JPY/EUR、AUD/USD、CAD/USD、CHF/EURといった順番に
なっています。これは国際金融市場においては、EUR/USDが圧倒的なシェアを持っているのですね。
それでは、日本の為替証拠金取引市場はどうなっているのでしょうか?金融先物取引業協会が集計した2009年7月数字によれば、となっています。これをBISのように通貨ごとに計算すると、となります。さすがに日本ですのでJPYのシェアが最大ですね。通貨ペアで見るとUSD/JPYが最大のシェアを誇っています。
FX業者はカバー先となる銀行から流動性を得ており、銀行はその流動性を国際金融市場に依存しています。BISのサーベイで売買高が大きい通貨ペアEUR/USDやGBP/USDに注目してみるのも面白いかも知れませんね。
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